新鮮で一番おいしい時期のフルーツで「素材を生かした」おいしいケーキを作ってくれるお菓子屋さん。
―東京 練馬にある
パティスリーキャロリーヌさん。
お店には、いつ行っても旬のフルーツのケーキがたくさん並んでいます。
今の旬は、やっぱり・・・・・・・
りんごと
洋なし!!!
『講習会でいろいろなところに行くことが多いのですが、そのときに知り合った地元の農家さんにおいしい果物や素材を教えてもらって・・・今年は、山形から、とってもいい紅玉りんごと洋なしを送ってもらったんですよ。山梨からもいい洋なしを教えてもらいました!』
中川シェフの素材探しの旅は、今もまだまだ進行中だったようです。
(スイーツコレクションでは、山梨南アルプス市に素材を求めていきました・・スイコレを見る!)
今年、
キャロリーヌさんで使っている洋なしは、山梨のゴールデンという品種。
ゴールデンと言うだけあって、表皮は黄色味かかった色をしています。
よくある洋なしの黄緑色かかったものとは一目瞭然に違った様子。
『山形の農家さんには、面白い話を聞いたんですよ。
洋なしって追熟させるフルーツでしょ。追熟の仕方によって熟す早さが違うんですよ。』
山形の
農家さんの追熟ワザは・・・なんと!!
一番早く熟したいときは、お米の中に入れるんですって!
「お米!?」って思いますよね!
米びつに入れておくのが、どういうわけか一番熟すのが早いそうです。
常温に置いておくものがその次。
ゆっくり追熟させたいものは冷蔵庫に入れておきます。
温度によって熟すスピードが違うのは分かる気がしますが・・・
まさか米びつにいれるなんて思ってもなかったワザでした。
キャロリーヌさんの中川シェフも驚いたそうですよ。
そうして熟したゴールデン(洋なし)をヴァニラ・シナモン・ゴールデンの皮と一緒にコンポートにしていました。
『フランスにいたときに食べた洋なしのフレッシュは舌の上でとろッとして、とろけるような甘さだったんですよ。その味を食べさせてあげたいな〜と思って。その洋なしに近づけるようにコンポートにしてるんですよ。』
中川シェフがフランスで食べたという洋なしはなんとフレッシュ!
熟し方・食べるタイミング・温度がすべて揃った、ほんの少しの時期だけしか味わうことが出来ない最高の味★
『フランスで食べたフレッシュの洋なしを表現したい!』
キャロリーヌさんの洋なしのコンポートは、口の中に入れるまではしっかりと洋なしの形をしていますが、口を閉じた瞬間にとろ〜ッと贅沢な食感に変わっていきます。
そして・・・あま〜くて、やさし〜い洋なしの香りが鼻に抜けていくくらいに香りたってきます。
そのコンポートを丸ごと1個をキャラメル味のクラフティにのせた、とっても贅沢なケーキが今だけ!食べることが出来ます。
『ゴールデンというおいしい洋なしをそのままそのおいしさを味わっていただきたいので、今回はシンプルなコンポートにしていますが、カシスや赤ワインにも合いますよ。また、”エマニュエル”のように、バルサミコとあわせるとほわんとした洋なしの甘みに輪郭ができるというか
エッジが立つというか・・・ちょっとサプライズを与えるような組合せのケーキも作ってます。』
例えばひとつの素材であっても、中川シェフの手にかかれば幾種類ものお菓子に変わります!
りんごひとつでも。
洋なしひとつでも。
さあ!それじゃあどれから食べようかな!?
今しか食べることが出来ないと思うと全部食べちゃいたくなるけれど・・・・・
パティスリーキャロリーヌさんちのいろんな表情を見せてくれる、「旬」スイーツをいただきま〜す!!