街路樹もずいぶん色づき始めた今日この頃・・・
お菓子屋さんのショーケースにも、キャラメル・ナッツ・チョコレートなどを使ったこの季節ならではのお菓子が並び、春夏の色とりどりなショーケースから一変 「紅葉」をはじめます。 そして、街の色づきに合わせて食欲も・・・ 「キャラメル色に色づいた温かみのあるお菓子」の魅力に惹かれます。

パティスリー スリールさんの定番スイーツ”タルト フィーヌ”。
”タルト フィーヌ”とは、フランス語で”薄いタルト”を表現します。
『季節のフルーツのおいしさ、食感を出して、食べやすくしたらこの薄さがベストだったんです。』と、岡村シェフ。
岡村シェフの作る”タルト フィーヌ”は、季節に応じたおいしいフルーツで作られます。
春から夏にかけては、プルーン、もも、いちじく・・・
秋の深まるこの季節になると、栗、りんご、ポワールなどが”タルト フィーヌ”となって登場します。
『洋なしは果肉がやわらかいので厚めにカットしておくと、焼き上げても食感が残ります。りんごは薄切りに。その上から卵・砂糖・バターをかけて焼きこみます。』
フレッシュを使った”タルト フィーヌ”は、フルーツの水分量や状態に応じて、バターの量や砂糖の量だったりを調整しているのだそう。
そこにレシピがあるわけではありません。
岡村シェフの感覚で調整します。
『素材に応じた調整が出来るっていうのは技術ではなく、ケーキに対しての気遣いですよ。丁寧に作っているだけです。』
そんな風にお話になる岡村シェフの気持ちがたっぷりと込められた”タルト フィーヌ”は、まさしく「旬」のフルーツのおいしさをダイレクトに感じることができ、薄いのだけれど、食べたときの満足感を充分に感じることが出来るお菓子なのでした。
パティスリー スリールさんのある 五本木商店街のあたりには”かりん”の木が街路樹として植えられています。深まる秋ならではの街を散策。 紅葉の季節を感じながら、お菓子を買いに出かけてみませんか?