【第3回・“自由が丘産”のお菓子】
東京 自由が丘
モンブランさん
創業は、西洋菓子が定着し始めた昭和初期。
そのころから、スイスから菓子職人を迎えてヨーロッパの食文化について、交流してきた
モンブランさん。

スイスの伝統菓子も並んでいます。
『スイスの伝統菓子なんかは、レシピも製法も変えないで作っています。スイスの方と共同開発したものもあるんですよ。』
―と、いうモンブランさんのお店に入ったら、まず左のショーケースにご注目☆
“コンフェクト”がずらりと並んでいます。
(“コンフェクト:Konfekt”とは、スイス菓子ではクッキー、プティフールセックのこと。)
―包装はしていません。
はだかで並んでいる“コンフェクト”。
そして、はかりが置いてあります。
そうなんですよ!これらのクッキーはすべてはかり売りされているんです。
* カゼル:レモン風味 プラリネマスのクリームをサンド
* ショック:ココア風味 プラリネマスのクリームをサンド
* ウイルヘルム:チョコレートとアーモンドの香り
* ウィーナーワッフェル:黄色味かかったしっとり生地にココナッツのグラス
* グラズール:ストロベリージャムサンド
* スリーズ:アーモンドの粉をまぶしたチェリーつき
はかり売りされている“コンフェクト”は全部で6種。
『壊れやすいハルリンや、チョコレートコーティングしていてキズの入ってしまいやすいショコラは、あらかじめ箱詰めしてあるものしかご用意できないんです。全てを、はかり売りとしてお選びいただけないのですが・・・』と迫田社長の奥様。
『この“コンフェクト”はバターの多いレシピですし、さくさくではなく、しっとり焼き上げるんです。そのため、賞味期限が1週間なんですよ。普通は2週間だったりするのでしょうけど、うちは一番おいしくお客様に召し上がっていただくっていうのを強く売っていきたいので・・・商品の作りおきもしないですし、詰め合わせギフトも作りためないで、常に作りたての新鮮なものをお出ししているんですよ。だから、いつも品切れにならないように追っかけられながら作っている感じです。そして、コンフェクトに使っているジャドゥイヤなんかはうち独自の製法でローラーで引いて作っています。』
お菓子はもちろん、材料にも鮮度と自家製にこだわる迫田社長。
その姿勢を変えず、新鮮な自家製のお菓子を作り続けていくために、モンブランさんは支店は出さないそうです。そして、ずっと自由が丘の“あの”場所でモンブランというお店のお菓子を私たちに提供してくれています。
『最近では、「わざわざ、自由が丘に行って買ってきてくれたの!とお中元やお歳暮に持っていくと喜んでいただいて・・・今回もお願いします。」と言って、いつもごひいきにしてくださるお客様が多くなってきたんですよ。』と奥様。
すっかり、自由が丘ブランドとなった、モンブランさんのお菓子。

好きなコンフェクトを選んだら・・・
店員さんが箱に詰めてくれます。
重さを量って値段が分かる・・・
―「いくらになるかな?」なんて、ちょっと待っている時間も
店員さんと言葉をかけあう時間も―
モンブランさんには、他ではちょっと見つけられない楽しさがいっぱい詰まっています。
いつも新鮮な“自由が丘産”のお菓子。
モンブランのお菓子の変わらぬ人気のヒケツはここにもありました。

『お菓子を作って販売するだけではなくて、パッケージも大切なんですよね。』
とおっしゃる迫田社長も、先代が社長のときには、
お店の販売をされていたそう。
今は、迫田シェフは製造に専念。
そして、奥様が販売を担当されているそう。
『昔は、「パッケージというのはお菓子より斗出してはいけない」というのがありましたし、東郷青児氏の包装紙=モンブランっていうのがありました。 パッケージは、どのような気持ちで送られたか・どのようなお菓子なのか・・ということを表現することも出来ると思っています。 「自由が丘のモンブランのお菓子だ」って分かっていただくことも出来ますからね。』
―迫田社長はこのようにパッケージについて考えているそう。
それをうけて奥様は・・・
『モンブランのお客様は、女性が多いのですけれど。エレガントなんだけどプリティーなものがお好きな方が多いので、そのように仕上げるようにしています。お子様にも喜んでいただけるように、軽々しくならないようにしながらかわいらしさを表現したラッピングにしています。
ギフトの作りおきはしていないので、ご注文いただいたら手際よくラッピングできるように工夫もしています。ショーウインドーの飾り方やライトの当て方についても、勉強しながらやっています。』
店内のラッピング商品は、あまり見たことの無いものばかり。みんな可愛らしく、かつエレガント。店内を華やかにしてくれています。
こんなラッピングのプレゼントをもらったら、嬉しくなっちゃいますね!
そして、モンブランさんのショーウィンドーには、最近あるものが登場しました!
それは・・・
『モニターを置くことにしたんですよ。隣接の自社工場で手作りで作っている雰囲気・活気を感じていただければと思ってはじめたんですけれど。普段のお客様へのサービスやプライスカードなどでは伝えきれない気持ちや、こういう素材にこだわって作っているんですよっていうことをご紹介したくて。』という迫田社長ご自身もビデオを回すこともあるそう。
『もうすぐしたら、スイートポテトの販売が始まるんですけれど、その工程もモニターで流れるのよね。それが、とっても面白いんですよ!サツマイモなんてね、届いて段ボール箱を開けるところから映っているんです。 スタッフの子達も「あぁやって作るんですねえ」なんていって、みんなで楽しく見入ってしまったんですよ。』と、本当に奥様も楽しみにされている様子。
新しいことをどんどんやってのけてしまう、迫田社長は、いつもどんな視線でお菓子と向き合っていらっしゃるのでしょう?
だって、迫田社長はモンブランさんの社長さんであり、シェフパティシエであり、ソムリエ[(社)日本ソムリエ協会認定]さんなのですから!!
茶道・フルート・ミュージカル鑑賞・・・・なんてご趣味もあるようです。
これが、次々と新しいアイディアが生まれるミナモト!???
では、次回は最終回☆
お楽しみに!
>>>第4回は、11月7日(火)更新です!お楽しみに♪
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