【第4回 森本シェフとフランス地方のお菓子】
『フランスで働いているときは、車でいろいろなところに行きましたよ。』
アルカションの森本シェフが働いていた「パティスリーマルケ」のあるアルカションから200数kmにあるボルドー、スペインに程近いバイヨンヌの方まで・・・
『食べ歩いているうちに、特徴ある地方菓子の魅力にはまっていきました。』

ボルドーといえば、アルカションさんとは切っても切れない 魅力あるお菓子のひとつである“カヌレ”!ですが、“トルティエール”というパータフィロでりんごを包んだお菓子や、“ブション”というコルク型のお菓子も有名です。
ワインで有名なボルドーならではのお菓子がたくさんあります!
『ボルドーとバイヨンヌのちょうど間の辺りにあるランドでおいしかったのは、“パスティスランデ”というお菓子です。』
“パスティスランデ”・・・ランデと言うのは「ランド風の」という意味です。
パスティス(アニスのお酒)を練りこんだブリオッシュのような生地に砂糖をかけて焼いた発酵菓子。
『中でも、立ち寄ったダックスという街のパティスリーで食べた“パティスランデ”が一番おいしかったですね。おいしいお菓子だったんで、近いうちにお店でもやりたいですね!!』と森本シェフ。
いつの日か・・・アルカションさんで“パスティスランデ”に出会うことが出来るかも♪
アルカションさんに並ぶ、バスク地方のお菓子

バスク地方には森本シェフお気に入りのパティスリーもあるほど!
『「アンリエット」は雰囲気のあるお店でいいなと思いましたね〜。』
森本シェフが『働きたい!!』とも思ったそう!
「アンリエット」は特徴あるバスクの地方菓子をたくさん並べているパティスリー。
チョコレートがスペインからフランスにやってきたときの玄関口となったバスクでは、パリのそれとは違ったスパイシーなものが多いのが特徴的だし、風味よいアーモンドをたっぷり使ったお菓子も特徴のひとつ。
また、海に近いこのあたりで典型的な光景のひとつといえる広大な松林。
『料理にしてもお菓子にしても、松の実を使ったものが多いんですよ。 忘れられないのは“サラドランデーズ”!ランド名産のフォアグラや鴨の燻製・松の実をたっぷり乗せたサラダで、サラダなのに肉もこんなに入ってるの!?っていうくらい豪華なサラダなんですよ。大好きな松の実も入っているし、行くたびに食べていましたね!』
写真一番左:タルトピニョン 
『ビアリッツでは「マンディオン」と言うパティスリーが好きでよく行きました。
その隣町のサンジャンドリュズでは「メゾンアダム」。ここで食べた“ガトーバスク”は一番おいしい“ガトーバスク”でしたね。』
森本シェフとお話をしていると、次々とおいしいお菓子やパティスリー、特徴ある地方の食べものの話が出てきます。
さらに、『ピレネーまで行けばおいしいチーズもいろいろあったんですけどそこまではいけなくて、残念でしたね。』ですって。
地方のお菓子が好きで、自分で食べ歩いた森本シェフらしい!後悔ですね。
『地方のお菓子っていいじゃないですか。その地方に行ってみないと味わえないお菓子がいっぱいあって。そういうのってとても魅力的だし、インパクトがつよい!
“カヌレ”が日本で流行っていなくて、ボルドーの街で初めて見たお菓子だったら「なんだ!?このお菓子は!!」って思っていたと思いますよね。

パリで流行っているようなお菓子はきれいだけどインパクトには欠けるように思うんです。奇抜なアイディアとかも多いですけど、おいしくなければ意味がないですよ。
洗練されたお菓子よりも、面白くて飽きないようなインパクトのあるお菓子を作っていきたいですね。』
たくさんの伝統菓子を私たちに教えてくださる
アルカションさん、これからもどんなお菓子が出てくるんでしょう・・・!?楽しみですね♪
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