【第4回 横田シェフの「自然体」とは・・・】
『それまでは、ただのフランス菓子のコピーでしかなかった。自分の味ではなかったんですよ。』と言う横田シェフ。
フランス菓子の変遷とともに、お菓子作りを続けてきた横田シェフ。
パークハイアットと言う、外資系のホテルのシェフになったことは色々な国の食文化に触れるきっかけとなったそう。
『お客さんはフランス人だけじゃないからね、、それぞれ育った国が違って、その国のお袋の味は大人になってもいくつになっても変わらないから。フランスの中だけではなく、それぞれの国の食文化の中にいいものがあるんだってことに気づいたの。それからは、フランス菓子に他のものを合体させたら、もっとおいしいものができるかなって。そこで自分の遊び心を使えるようになってきたんです。 このころから俺のお菓子はすごく変わった。』
横田シェフの「変わったお菓子」の代表的なものといえば・・・
『例えば?デリスショコラですね。パークハイアットのときにレストランでやってたものなんですけど、ほとんど粉が入ってなくて・・・ちょうどガトーショコラと生チョコの中間みたいな感じ。テイクアウトにしたいと思った時に食感を出したいなと思ってアメリカでよくあるクラッカーを砕いたものを使ってみたんです。それだけだと面白くないからくるみを刻んで砂糖・バターを入れて合えたものを下に敷き詰めたんです。 自分的には、フランス的なガトーショコラに、アメリカ的な発想を合わせたお菓子なの。これが結果的に評判がすごくよくて。』
このデリスショコラはパークハイアット時代から14年間、今も定番としてつづいている人気のお菓子になっています。
『着飾った部分ではなくて、その人本来の自然体から生み出されたものって言うものは、ずっと続くものがある。そういう意味で自然体って言うのは全てに言えることなのかな・・・』
ホテルでは、お客様の要望に合わせたものを完成させなければならないし、身の回りにない斬新なものを求めてやってきた。でもいつも間にか、むりをしないで自分がいいなっと思えるものを求め始めて、それが菓子工房オークウッドと言う形になったのです。
『ここでは、気取らないで落ち着いていられる―憩いの場所にしたいなって思う。自分の求めたものに自然とお客さんも共感してくれてて・・・ 色を付けるのではなく、一番自然な形のお店です。』
横田シェフの好きな言葉―「自然体」。
横田シェフの自然体の中から生まれてきたお店、お菓子、カフェ・・・
『今までのいろんな経験があって、今の自然体でいられる自分があるのだけれど。今は、自分の中で無理せずできるものを出していこう。だから誰の真似でもなくて、ただ、自分のやりたいことをやっているんです。』

オークウッドカフェでは、カフェだけではなく、講習会を出来るスペースも設けられています。
『ここのカフェカウンターの壁が取り外せれるようになっているんですよ。取り外すと手元が見れるようになるでしょ。それにカメラも付けてあるので、上の壁にあるモニターに映し出して後ろの席の人もしっかり手元が見れるようになっているんです。』
横田シェフの次の挑戦は講習会なんだそう。
しかも、お菓子を始めて作るという方からセミプロの方まで2つのコースに分けてそれぞれの目的にあった講習会を受けることが出来るそうです。
いよいよ7月から講習会もスタートします!
只今、受講者の募集をオークウッドさんのホームページから受付中だそうですよ。
着々と、横田シェフの考える「オークウッドの完成形」に近づいているようですね。
『私の考える理想についてきて、一緒にがんばってくれるスタッフに感謝しています。』―オークウッドカフェのオープン前 レセプションパーティーで横田シェフはそう話されていました。

横田シェフをはじめとして、オークウッドのスタッフさんみんなで作り上げられてきたお店は、いつも自然にその空間の仲間になれそうな、あったかい雰囲気に包まれています。
季節ごとに変わる店内・お菓子はいつお店に行っても、私たちを楽しませてくれることでしょう。
横田シェフの朗らかな雰囲気そのままの菓子工房オークウッドの完成形は間近!?
今後のオークウッドさんの展開も楽しみですね!!
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