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WPTCとは?
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WPTC2006 回想記 vol42006年09月14日(木)
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WPTC2006
チームJAPAN
WPTC2006 回想記 vol4

今回の WPTC2006 チームJAPAN を知っている人なら、誰しもが『とてもいいチームだった』と、言わないわけがありません。
実際、『来年、もう一度同じチームで来たら、間違いなくチームJAPANは優勝できるよ』 『来年も同じチームでくるんだろ?』 などと言う人が後を絶たないのです。
今回優勝した、フランスチームにも多大なる賞賛を受けたとのこと。
大会終了後、お互いの仕事を認め合う仲間となった、チームJAPANとチームFRANCEは、コックコートを交換しあったそうです。
『2日間にわたる13時間という長時間を、冷静に仕事してきたフランスチーム。あれが、MOFとしての仕事のすごさなんだよね。 大会中はフランスチームもすごくあせっていた。結果としてはフランスに負けて2位だったけど、初めて、フランスに・世界に認められた・・・(和泉シェフ)』
それは、何より、チームJAPANのチームとしての力がつよかったから。
『WPTCっていう大会は、技術や完成度が1/2で、のこりの1/2は精神力とチームワーク。 みんなで団結してやるっていうことが、大きいんですよ。 ここまできた過程、ひとつ ひとつ がすごく大切で。 大会を通して、仕事でもいろんな、そういうことを意識するようになりましたね。 この経験してきたことを元に、今から、また、スタートするっていう感じです。(林シェフ)』
『今までで、一番きつい大会だった。結果としては、目標より一つ下の段だったけれど、満足しているし、納得しています。 今回の大会の結果だけではなくて、いろんな人との出会いがあり、充実していました。アメリカにいる日本人・アメリカ人など、本当にいろんな人のサポートを受けてやってこれた。 和泉君・林君とこのチームでやれたことがなによりの出会い・・・(武藤シェフ)』
『3人が3人とも、同じ思いで挑んで、みんなのプロフェッショナルを見ました。 本当は職人として隠したい技術もあるのかもしれないけど、今回、僕らはお互いのために惜しみなく出し合った。知識と技術をぜんぶ出しきって・・ どれが誰の作品というのではなく、3人がいなきゃ出来なかった。 どれも・全部、3人の作品なんです。 そういう気持ちでないと勝てないし、あそこまで行くことは出来なかったよ・・・いいメンバーを作って、いい仕事をするっていう・・・・・いいお菓子・ピエスを作るとかって言うのは当たり前で、いいチームをつくるのが、一番大事。 いろんな人に支えられて、いい人に出会えたことは、目に見えない財産ですよ。 (和泉シェフ)』
『WPTCいう大会で勝っっていくには、いろいろな力が必要で。自分たちがやれること全部やって、「自分たちで行って勝って来る」って言うハングリー精神を持って、でも冷静にならなきゃ絶対勝てない。過去と現在の情報と細かい分析・世界を見てきた経験は外せない要素になってくる・・・(和泉シェフ)』
それには、やはり、様々な「人」の力が必要となってくるのです。
第1回WPTCで、前例のない中戦ってきた望月シェフ(帝国ホテル)・喜島シェフ(コンラッド東京)・中島シェフ(ホテルニューオータニ) 、第2回WPTCで、思いがけないアクシデントに阻まれつつも戦いきった朝田シェフ(浦和ロイヤルパインズホテル)・後藤シェフ(グランドハイアット)。
WPTCジャパンオフィスの上村氏、WPTCジャパンオフィス代表・日本代表審査員である加藤氏、。スポンサー各社。その他、いろいろな方のチカラが集まってこその、今回の結果であるともいえるのでしょう。
―『いろんな人に支えられて、いい人に出会えたことは、目に見えない財産』―
今でも、3人が集まるとテンションがあがってくるという和泉シェフ・林シェフ・武藤シェフ。
『なんかあのときの感覚が戻ってくるんだよね (和泉シェフ)』
『次のチームには、僕ら以上のチームワークを作ってほしいし、でないと絶対勝てない。僕は、30歳から5年間と決めて、コンクールに挑戦してきて、大事なときに今やるべきことがちゃんと自分で選択してこれて良かったと思う。 WPTCも経験できた。 次の子たちにもどんどん経験できる機会を作ってあげたいね。 (和泉シェフ)』
WPTCジャパンオフィスでは、次回 ”WPTC2008” に向けて早くも始動しています。
近日中に、まずは国内予選に向けての募集が始まります。
WPTCチームJAPANオフィシャルサイトでは、”WPTC2008”国内予選の募集をお伝えしていきます。
また、”WPTC2006”の和泉シェフ・林シェフ・武藤シェフ 3人の講習会も予定など、様々な活動を予定しています。
詳しくは、決定次第お伝えしますので、もう少々お待ちください。
WPTCチームJAPANオフィシャルサイトでは、WPTCジャパンオフィスの最新情報をお伝えしていきます。
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Posted at 15:46
| '06 WPTC2006回想記
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WPTC2006 回想記 vol32006年09月11日(月)
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WPTC2006
チームJAPAN
WPTC2006 回想記 vol3
初日、20分分もの仕事がおしていた(終えることができなかった)チームJAPAN。
『「もうやるしかないでしょ。」って3人で言って。(武藤シェフ)』2日目に挑みました。
実際、練習の時には、最高40分前にすべての仕事を終えることができたこともあったので、まだ余裕はあるはず・・・と。
林シェフは、初日の作業は順調・・・。
『林君に関してはぜんぜんいけるでしょって思ってたし。僕も今までにないくらいの時間で仕上げていった。普段の半分くらいの時間でモンタージュできたんだよ・・・練習でいつも失敗していた花をつけるところは、何度もやっていたから、絶対落とさない自信があったし。1日目の20分分の仕事をやらなきゃいけないから、練習通りのタイミングで仕事をしてたら、プチガトーとかの仕上げに間に合わなくなってしまうし・・・ぜんっぜん違う順番でやっていたんだけど、だからものっすごい感覚が開いていて、集中していたから、大会中の記憶ってないんだ・・・・後で「あれ〜、あの仕事やったっけ?」ってやったかどうかもわからないくらいに。
それでも、心の中に余裕はまだあって。
アントルメが完成したときも、武藤さんと握手して・・・。
会場もすごく沸いていて、声援もすごかったし、熱気もすごいもので・・・
その熱気で、チョコがぜんぜん固まんないんだ。
冷蔵庫はガトーがあるから、できるだけ開けないようにしていたし・・・(和泉シェフ)』
ラスト1時間はもうみんな、ブースの中を走ってたそう。
『最後の”カラス”を乗せようと持ったときには、完全に固まっていないから、つるつるすべってきて。
踏み台の3段の階段も、足が震えて登れない状態。
まさか、自分の足が震えているなんて思っていないから、武藤さんに「ちょっと台がゆれるんで、押さえててください」って頼んで。そしたら、「ちがうよ。和泉君の足が震えてるよ」って武藤さんに言われて。それで、気づいたんだ。「うわ〜」って自分でびっくりした。緊張はしてないんだけど、プレッシャーとか疲労とか・・・
でも、”カラス”のあしがつるつる滑っていくから、もう羽も壊れかねない・・・・それで、一気に乗せてしまって。そしたら、今までで一番バランスのいいところに乗ってた。
アメのTOPが壊れてしまったのは、本当にいろんな要因が重なって。
今自分たちにできることはもう全部やってきたし、終わった今もぜんぜん悔いなんて残らない。これが今の結果なんだって思う。ピエスもガトーも・・どの作品も”誰かの作品”ではなくて、”全部3人で作り上げてきた作品”だから、これは3人の結果で・・・。
大会のクライマックスには、会場内のほとんどのカメラとライトと観客の視線と歓声は日本に向けられていたし。日本はこの大会を沸かすチームになれたんだよ。それって、すごいことだよ!(和泉シェフ)』
『アメが壊れてしまったときは、目の前も頭の中も真っ白になって。愕然として動けなかったんだけど。和泉さんが肩たたいてくれて「林君、まだ時間あるから。」って言ってくれたことで、気を取り戻せた。もし一人だったら、きっとあのまま終わってしまっていたと思うんですよ。(林シェフ)』
『アメが壊れたことで、林君は落ち込んでいたけど。「誰が悪い」なんてことはない。やるべきことは全部できたんだし。今回のことで、林君はきっとまた強くなったから。(武藤シェフ)』
『あれだけのライトとカメラと視線と歓声をひきつけて、あのプレッシャーの中で、正面きってやった林君はすごいよ!!(和泉シェフ)』
そして、以前【WPTC2006 大会後記 vol 2】で上村究氏が語った「第3回 WPTCのヒーローは間違いなく林正明だったのだから・・・」との言葉。
―1年以上、血のにじむ努力をした日本チームにとって、それでも世界最高の座はまだ遠いのだろうか。いや、日本チームは間違いなく世界最強だった。和泉光一のチョコレートはMOFよりも高い評価を受けて、世界最高のピエスに輝き、アメ細工が壊れても2位に入ったのは、武藤修司の味覚部門がしっかりと足場を固めていたからで、そしてなによりも、第3回World Pastry Team Championshipのヒーローは、間違いなく林正明だったのだから。― 【WPTC2006 大会後記 vol 2】より抜粋
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Posted at 17:00
| '06 WPTC2006回想記
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WPTC2006 回想記 vol22006年09月07日(木)
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WPTC2006
チームJAPAN
WPTC2006 回想記 vol2
いざ始まった、WPTC2006。
やはり、器材のパワーなどもいつもとは違う。
『ショックの効き具合は弱いし、アメリカチームと共同で使っていたから、思うようなタイミングで出し入れができなかったり。冷蔵庫もなかなか冷えないし、レンジが弱かったから仕込みをしてても沸騰に時間がかかって、練習通りの仕事のペースでは行かなくなってしまうね。(武藤シェフ)』
『初日は、やらなきゃいけない仕事もたくさんあって、どこまでのことができるかってことが、今回のチームJAPANのカギだったんだけど、会場になれるというのも大事で。
僕と武藤さんは、初日にやるべき仕事ができなくて。過去に出場した世界大会の中で、初めて練習以下の仕事しかできなかった。それで、結局20分以上の仕事が翌日に流れてしまって。それでも、ピエスの土台だけは固まんないから絶対やっとかなきゃって、流したけど。(和泉シェフ)』
初日のメインイベント、皿盛りデザート。当日のくじで決定される順番は5番目 ちょうど真ん中だったそう。
『僕たちは、僕たちのタイミングでうまくいっていたんだけど、周りの雰囲気に押されてしまう。途中で、”前のチームが遅れて5分押してる”っていう情報が入ってきて動揺してしまったり、他のブースがあわてだしてくるとあせってしまうし。
「どうしましょう?」って何度か2人に声かけて・・・。
いつもどおりやればいいことを、本当はわかっているのに、情報という形での外的プレッシャーや、大会の雰囲気におされて、妙にあせってしまうんだよね。
結局、「僕らのタイミングでやりましょう。」って、いつものペースで取り掛かって。それで、ちょうどの ジャストな時間に仕上げることができたんだけど。(和泉シェフ)』
皿盛りデザートの部門で、最高得点を得たイタリア(写真:右)
第2位だった、フランスのデザート(写真:左)

初日終了まで、残り3分というところで。
『洗い物ができていないことに気づいて、武藤さんがソルベティエール洗って、林君が洗い物、僕が作業台を拭いて・・・3人で「こんなに早く掃除したことない!!」ってくらいに、ウワーって掃除したー。何とか掃除は間に合って・・・(和泉シェフ)』
チームJAPAN の応援席もどきどき・ヒヤヒヤだったとのこと。
和泉シェフや、林シェフ・武藤シェフの、その一言一言から、大会の壮絶さを感じることができます。
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Posted at 17:00
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WPTC2006 回想記2006年09月06日(水)
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WPTC2006
チームJAPAN
WPTC2006 回想記 vol1
WPTC2006が終わり帰国するやいなや・・・息つく暇もなく、忙しい日々を送っているチームJAPAN 3人のシェフたち。
『もうすっかり、日常に溶け込んだ感じ・・・(林シェフ)』といい、新たなるスタートを切り、ますます活躍中の和泉シェフ・林シェフ・武藤シェフのコメントとともに、WPTC2006 フェニックスでの様子を振り返っていきます。
『アメリカについてからも、すごくうまくいってて。食材にしても器材の運びについても、すべて順調で。
LAで、日本から持っていけなかった食材なんかを買って、砂漠を横切りながら、フェニックスまで行くんだけど、車も運よく、すっごくいい車種を借りられて、武藤さんと「寒いねー」っていうくらいにクーラーもしっかりきいたから、食材がだめになってしまうこともなく運べた・・・(和泉シェフ)』
『ブースの中に設置する棚も作っていったんだけど、「入らなかったらどうしよ〜」っていってたんだけど。すっぽりはまって・・・
本当にいろいろなことを想定して準備・練習してきたから、すべてのことがはまっていて、後はやるだけと思ってた。』
『キャプテンの目からもすごくいい方向に進んでいるなって感じられて・・・「やっとここまできたんだ」って思って。それがスタートの時の想いでした。(和泉シェフ)』
初めての世界大会の舞台に、少々緊張気味だった林シェフもパスティヤージュの仕込み作業が始まって落ち着きと自信をとりもどしていったそう。
それぞれが抱いていた、WPTCへの想いは、アメリカに入ってますます強まり、3人の気持ちも目指すところへ向けて、さらにまとまっていきました・・・・・
大会当日 PM1:00。
開始1時間前から、審査員による検視が行われます。
各チームが使用するブースに審査員が立ち入り、材料・器材などが規定に反していないかのチェックが行われます。
厳しい視線で、チェックする審査員たち。
チームJAPANはこのとき、アメのピエスに使用する道具が、審査員のチェックにひかかってしまいました。本来持ち込み可能と考えられていた流しアメの型。(1/2インチ以内のシェブロンは持ち込み不可だが、作業時間内に作るのであれば使用可能)それが、急遽使用不可となってしまたのでした。
チョコレートピエスに関しても、同様。流すチョコは、1/2インチ厚以内とすることを余儀なくされました。
『大丈夫。時間に余裕はあるから、2回に分けて流してくっつけようぜ(和泉シェフ)』
突然のハプニングでしたが、作業時間に余裕があったため、薄い厚さに流したもの 2枚をくっつけて使用することで対処できました。
『帰ってきてから、1週間。ずっと夢を見てたの。毎朝3時58分に目がさめて・・・(和泉シェフ)』
『審査員が検視しているあいだ、林君や武藤さんはブースから出なくちゃいけなくて僕一人になるんだけど。ブースに一人立って、林君と武藤さんを中から見ていたら、みんなできちんと練習してきたっていう自信と余裕とか、これまで本当にいろいろな問題を抱えて、それをみんなで乗り越えて今、スタート地点に立てたっていう喜びがワーときて・・・
スポットライトがあたったブースがきれいで、すごいきれいな厨房だなって。「あぁ、ここで始まるんだ・・・・」って思った、あの瞬間は忘れられないね。(和泉シェフ)』
WPTCの重圧は、本人たちの想像を超えたもの・・・。
いつの間にか体の中に住み着いてしまった魔力のようなもの・・・・。
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Posted at 17:00
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